
大震災より2ヶ月が過ぎようとしている2011年のゴールデンウィーク。
前日は谷川岳ロープウエーに乗り、谷川岳への「ずる」登山を試みるも春スキーが出来るほどの
状態では登山道も一面雪で無理。標高の高さから考えろよって自分にツッコミ。
息子もストレスたまり気味。宿は水上の宝台樹スキー場近くの格安スキー宿だったが
お風呂も食事もまあまあだった。

国道17号三国トンネル手前の上信越大橋の手前の駐車場に車をとめ
歩道は無いに等しいので車に気をつけて橋を渡る。

渡りきった脇に登山口の小道があるのでさっさと退避する。
谷筋の登山道はまだところどころ雪が残っていて、転倒数回、ビデオカメラを壊しそうに
なった。

30分程で雪の塊に覆われた御坂三社神社にたどり着くが
団体登山者がお休み中だった為早々に通り過ぎる。

アイゼンがないときつい程の雪の塊がところどころあって
他の家族連れはどんどん断念してゆくが息子は半べそかきつつも
諦めないようだ。ほとんど息子を抱っこするか引っ張り上げる状態で進む、この場合
親父が大変だ。汗をびっしょりかいてしまった。

雪がなくなりはしゃぐ息子。こちらはヘトヘトなのだがーー

更に行くと眺望が開けるので振り返りながら進む。結構長い木製階段だ。
息子がバテテきている。

児童虐待!「だって息子がどうしてもと言ったんで....」
という事ではなくふざけて倒れた振りしてるだけです。

ここから苗場スキー場が小さく見えるなんてすごい!

暫く行くと先客の家族連れが幸福の鐘を鳴らしながら山頂広場で出迎えてくれた。
お父さんはサングラス姿のブラザートム似で怖そうだったが外見と違い気さくな方で
写真を撮りあった。

ブラザートムも言ってたが山頂の端はどこまで
陸地かわからない程雪が覆いかぶさっていて危険なので
この時期は景色見たさにあまり乗り出さない方がいいかも
雪崩が起きないとも限らないし。

雪のオブジェ?を作成して喜ぶ息子。雪の天空広場だ。

一面雪景色の眺望が広がる。本当に5月?
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